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口腔がん検診
口腔がん検診について
秦野伊勢原歯科医師会では、秦野市伊勢原市の依頼により口腔がん健診を秦野市伊勢原市の市民を対象に行っております。
検診には、規定の研修を受講した口腔がん検診協力医の資格をもつ秦野伊勢原歯科医師会会員と、東海大学病院口腔外科の口腔外科専門医が参加します。
口腔がんの発生頻度はがんの中では約2%ほどで、人口10万人に対し男性は14.3人、女性は5.2人と男性のほうが罹患率が高いと言われております(厚生労働省調べ)。したがって、秦野市には30人ほど、伊勢原市には20人ほどの罹患者が毎年いるということになります。
口腔がんは、お口の中の様々な場所に出来ますが、最も頻度が多いのは舌です。 舌以外でも歯茎、頬の内側にも出来ます。お口の中は、口を開けると、ほぼすべての場所が診えるため、 内臓のがんに比べて早期発見が可能です。 しかし、初めのうちは自覚症状が軽い事が多い為、進行した状態で確認される事が多いと言われています。 その為、他のがんと同様に、早期発見早期治療が重要です。
口腔がん検診の開催については、秦野市伊勢原市の広報誌などで通知されます。口内炎がなかなか治らないなど自覚症状のあるかたが対象です。開催年によっては抽選となる場合もありますので、歯科検診代わりにいらっしゃるというのはお控えください。
また、早く診てほしいという御希望があるかたは、検診の開催を待たずに、会員診療所の方に受診していただければと思います。